2009年 03月 14日
北九州文学紀行・・・・・小倉
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松本清張編・・・・
小倉北区(旧・企救郡)は松本清張が生まれ育った町。その当時の小倉の町は静かな町であったと思います。今は、JR小倉駅には北九州都市モノレールが直結し、道路も美しく整備されていました。
市の代表的な観光場所である小倉城・・・・その側に北九州市立・松本清張記念館があります。
記念館では「1909年生まれの作家たちの展」が8月末まで開催されています。
大岡昇平・・中島敦・・太宰治・・埴谷雄高・・松本清張・・・・・同じ年に生まれた5人の作家の時間軸と軌跡を紹介しています。
松本清張記念館・・・・
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岩下俊作編・・・・
映画やお芝居で人気の「無法松の一生」・・・・福岡県生まれの作家・岩下俊作の力作です。
舞台では新国劇で辰巳柳太郎の当たり役、映画では三船敏郎や三国連太郎が富島松五郎役を好演していました。吉岡未亡人との交流を描いた作品ですが、未亡人役には高峰秀子・淡島千景が演じていました。
無法松碑・・・・
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森鴎外編・・・・・
鴎外はこの町に3年間ほど住んでいました。その当時のことは清張が「或る『小倉日記』伝」に描いてます。
森鴎外・・旧邸・・・・・
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100年前の建物として・・・
モダンな魚町銀天商店街を北に抜けると「旦過(たんか)市場」があります。この市場は戦後の面影が今も残る建物です。
今は、小倉市民の台所として繁盛しています。土地の方に「スーパー丸和」は日本で最初のスーパーと教えていただきました。
近ければ、買い物して帰るんですが・・・・・・
次回は、若松編です・・・・
by 117k
| 2009-03-14 11:29
| 街角散策